プロフィール

コンサルサポートハウス株式会社                                                          代表取締役 打尾 貞治 

 

富山県富山市生まれ

1965年4月22日生まれ。

血液型 O型

星座 おうし座

【保有資格・公的機関登録等】

◇経済産業大臣登録 中小企業診断士

◇経営革新等支援機関

◇中小企業基盤整備機構中小企業大学校 中小企業診断士養成課程指導員(製造業診断指導)

◇群馬県産業支援機構 登録専門家

 

私は元々、富山県のテナントビル系の卸売の販売会社で約16年営業業務に従事しておりました。

当初の私の営業というのは、以下のようなものでした。

取扱商品がNB(ナショナルブランド)中心の卸販売であったことから、他社とは品質に大きな相違がなく、受注はすべて「価格の安さ」で決まっていました。

そして顧客からは「納品のスピード」「小分けの分納による配送頻度」でサービス品質が判断されていました。しかしこれに対応するためには、薄利多売を余儀なくされ、配送と在庫管理をする自分の人件費を考えると利益が出るか出ないかの結果だったと記憶しております。

夜は、接待や残業の日々。帰るのは午前様が多く、成績は上がらず、忙しいだけの毎日が続き、私の営業人生の最初の数年は、まさにうだつのあがらない営業マンを地で行くものでありました。

そんなある時、ある顧客からクレームがあり、その対応をしたときに、こんなことを言われました。

『別におたくから買う必要はないけど、いつもお願いするから買ってやってるのに、何やってんだ』と・・・

カッときているときだからきっと本音をおっしゃったのでしょう!

商品内容や私自身に魅力があったわけではなく、『いつもペコぺコお願いするので、かわいそうだから買ってやっている』ということだったのです。初めて自分の存在価値の低さを思い知らされたのです。

ここで私はようやく、ハッ!と気がつきます

『自分がこれまでやってきた営業では、お客様が決して魅力と満足を持つものではないため、私から買う理由もなく誰でも良かった。だから、価格で対応するしか買っていただく方法がなかったのだ』ということに。

『買ってください』と一方的にお願いする営業をやめて、『売ってください』と言ってもらえるように「自分のブランド」をつくることが、営業社員の存在価値なのだと気づきます。

そこからです。「どうしたらいいんだろう」考える日々が続きました。悩んでいろいろ試行錯誤を繰り返したでしょうか。心機一転、「マーケティング」や「心理学」を学びだしたのはこの頃です!!

そこで気づいたのです。「大事なことは自分もやりがいがあり、顧客にも貢献できること」だということ。そしてそれを実現する営業は「提案営業スタイル」であることに・・・

「提案」ということについては、お客様が「ほしい」という理由を作ることを考えました。

思いついたのは、『お客様が「ほしい」というものを形にしてあげよう』ということでした。

そこでまず自分の強みを整理してみました。私は、卸売りでしたから、当時仕入先であった「多くのメーカーの営業担当者や設計技術者との人間関係が出来ている」ということに着目しました。

そして始めたのは、お客様が『こんなもの作れない?』と問い合わせがあったことを中心に企画をする取り組みです!!この営業スタイルに注力したのです。

これまでは、そんな問い合わせがあっても、面倒で流してきたことでした。

何をしたのかというと、これまでの『何か注文はないですか』の営業スタイルを一切やめて、『こんな商品があったら便利だなというご相談を聞きにまいりました』という営業スタイルに切り替えたのです。

そうすると必ず何かご相談があるものです。

その際に、まずほしい商品イメージをお客様に親身にお聞きして、私が噛み砕いて大枠で企画をします。次にここで、自分の強みであった人脈を活かし、その商品を製造できそうなメーカーの営業や技術者に依頼して図面を起こしてもらい、お客様のイメージを形にして、提案し始めました。

これのいいところは、宿題を持ち帰ることができるので、お客様にまたお会いできる理由ができる。だから何回も会うことができるので、信頼関係が生まれてくることです。

オリジナルでオーダーメイドの商品だから、価格はこちらの言い値で提案できます。

不思議です。そのあたりから、結果が出始めます。

買い手であるお客様は、自分で依頼した商品だから、積極的に買ってくれるようになります。

もちろん、そこに価格競争はありません。そのうち、定期的な受注量が確保され、利益率も増加するという変化が現れたのです

「買ってください」をやめ、お客様の気持ちを重視するようになったせいか、『ねえ!ちょっと』とか『”会社名”さん』と自分を呼んでいたお客様が『打尾さん』と呼んでくれるように変わってきました。『買ってやっている』 から 『打尾さん、よく作ってくれた。ありがとう!』 という感謝の気持ちをいただけるようになってきました。

これまでずっとお客様に「使い捨て」のように対応されてきた私にとっては、夢のような言葉が返ってくるようになったのです。

私の心にも変化が現われました。

これまで感じることのなかった『やりがい』や『わくわく感』といったことを初めて感じることができたのです。

ふと気が付いたら30代半ばに突入。

このころに若手社員が増えてきて、急に自分の仕事に余裕が出てくるようになります。

今思えばここで考える時間ができたのがよかったのでしょうか。

ちょうどこの頃に、『今のままで人生が終わっていいのかな』 『自分が生まれてきた存在価値』について真剣に考え始めるようになりました。

自分の培った営業スキルやマーケティング知識をもっと他の人にも伝えたいという理念に目覚めたのですね。

生活もあり、迷いましたが40歳を目前に退職を決意します。コネや人脈そしてお金、何もないままのスタートです。

まずは、会計事務所で、財務関連のコンサルタントとしてスタートを切りました。

そして現在は、これまでの営業経験と財務コンサルティング経験を活かした事業再生支援コンサルティングを行っています。

 

 

今、私は自分の想いというか、ミッションを持っています。

それは、『元々、うだつのあがらないごくごく普通のサラリーマンだった私がどのように自分を変え、退職後は、まったくコネも人脈のない状態から、どのように現在の状況に至ったのか』をお伝えすることです。

そしてそのことで多くの方に勇気を与えていくことができれば・・・というのが私の願いでもあります。

これは個人の方、事業をされている社長の方にとって、とてもお役立ちできる内容だと思っています。

時代は常に変わり続けます!過去の成功体験は通用しない時代です。そのためには、これまでにないアイデアやパッション(情熱)がもっと必要となるでしょう。

一生懸命頑張っているけど、何を行動していいのかわからない。変わろうと思っているのに変われない。そんな人に視点を変えることで、そっと背中を押して差し上げる。そしてそのことで、ビジネスが『つらい』から『楽しい』に変わっていただく。そんなお手伝いをしていきたいと思っています。

基本は謙虚に、いつでもビジネスに悩む方のための町医者的な存在でありたい!!ぜひあなたの事業成功のためのサポートさせてください。

単なるアドバイスじゃなくて実行する、結果がでるまであなたを応援していきます。私と一緒に事業の成功や新事業挑戦への第一歩を踏み出してみましょう。

自分を心から信じることができるようになり、毎日に幸せや豊かさを実感できるようになってください。