2020年の抱負

いよいよ2020年に入りました。皆様、あけましておめでとうございます。いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

さて、私は、昨年(2019年)の年末に故郷の北陸で休日を満喫してきました。久しぶりの休日を満喫し、改めて40年も過ごしてこれまで気づくことのなかった、故郷北陸の素晴らしさを味わうことが出来ました。

故郷で心を清めてリフレッシュできた中で、私は昨年よりも心新たに、より一層、中小企業の皆様のお役に立てるように、取り組んでいきたいと思うようになりました。

昨年を振り返ると、東京都や新潟県や富山県の建設業の経営者の方々への「社員育成の講習会」、「営業力強化の講習会」、群馬県内の多数の製造業・サービス業等の企業様に対する「社員教育研修」や「経営後継者向けの事業後継者研修」、「中堅リーダー向けの管理者研修」などの講師をさせていただきました。

またコンサルティングでは、群馬県を中心とした関東地区の企業に対して、会社の業績を上げるための組織づくりや営業活動サポート支援を、そして中小企業の社長様と伴走型で、業績を改善させるために一緒に計画をつくる「経営改善計画策定支援」を実施させていただきました。

そして、再生支援の専門家として、経営状況がピンチ!の会社様に対するご支援として、社長様に、ビジネスモデルや会社の特徴・事業内容を教えていただき、社長と一緒に問題点や課題を見つけ出して、会社の方向性を導く「経営改善計画(事業再生計画)」づくりを実施させていただきました。少しでも糸口を見つけて、立ち直りができる方向性を見つけて、時には金融機関の方々に返済見直しのご協力をいただきながら、会社が一刻も早く、希望を見つけて回復できるよう、お手伝いをさせていただきました。

私は、コンサルティングで一番重要なことは、社長のお話をしっかり聴くことだと思っております。実は「答え」は常に社長様がお持ちです。私の役割は、視点を投げかけて、”新たな気づき”に気づいていただく、ただそれだけです。

支援をしていて、とても良く思うことは、”ウルトラC”や”かっこいい改善策”に飛びつく必要はないということです。そういうものは敷居が高く、なかなか資金のない中小企業は実施が出来ずにあきらめざるを得なくなります。だから、弊社の失敗談や経験、事例を通じてお伝えすることで、お困りごとの解決策に向けた足掛かりをつかんでいただくことが私の信条です。そして社長と一緒に考えて、社長に勇気を持って一歩踏み出していただくことが何より大事だと思っております。

”ウルトラC”がないからといって、世の中の変化に対して何も疑問を感じずに、同じことをし続けていてはいけません。市場で起きている状況や変化にちゃんと向き合い、今できることから、自社を変えていただく行動に踏む出すことが大切だと思います。

「まずは自分で思うこと」これこそが一番の改善の入口なのですね。どんな凄いコンサルタントが正しいことを伝えても、それが、社長の心の中で納得されていなければ、何の解決にもつながりません。

私の今年のテーマは、社長と一緒になって、社長の良きパートナーとなって、会社の仕組みづくりや方向性を一緒に考えていくサポートを強化していきたいと思っております。

今年は昨年よりも、より一層、これまでご縁で知り合うことのできた方々の経営サポートに取り組んでいきたいと思っております。

今年もコンサルサポートハウス株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。

コンサルサポートハウス株式会社 代表取締役 打尾 貞治